釉薬について
栗山窯陶芸教室で使える釉薬は全部で80種類余あります。基本的な釉薬が30種類。色釉や乳濁釉が30種類、一般ではあまり使われない特殊な釉薬が20種類あります。
- 土による違い
釉薬は土の種類によって、全然違う色合いになります。下記に基本的に使われている釉薬を白土、赤土、黒土に掛けた場合のテストピースをご覧ください。
透明釉
白萩釉
黄瀬戸釉
- 白土の焼成見本
釉薬を白土に掛けると、基本的には明るく鮮やかな色合いに焼き上がります。 絵付けをする場合にも、原則として白土を使用します。
白土の見本
- 赤土に掛けた場合
釉薬を赤土に掛けると、渋めの落ち着いた色合いに焼き上がります。釉薬のムラも出やすくなります。
赤土の見本
- 黒土に掛けた場合
釉薬を黒土に掛けると、ほとんどの釉薬が黒っぽい色合いになります。ただし、白萩釉や月白釉の場合は青っぽい色合いになります。
黒土の見本