釉薬について

栗山窯陶芸教室で使える釉薬は全部で80種類余あります。基本的な釉薬が30種類。色釉や乳濁釉が30種類、一般ではあまり使われない特殊な釉薬が20種類あります。

  1. 土による違い

    釉薬は土の種類によって、全然違う色合いになります。下記に基本的に使われている釉薬を白土、赤土、黒土に掛けた場合のテストピースをご覧ください。

    透明釉
    透明釉

    白萩釉
    白萩釉

    黄瀬戸釉
    黄瀬戸釉

  2. 白土の焼成見本

    釉薬を白土に掛けると、基本的には明るく鮮やかな色合いに焼き上がります。 絵付けをする場合にも、原則として白土を使用します。

    白土の見本
    透明釉

  3. 赤土に掛けた場合

    釉薬を赤土に掛けると、渋めの落ち着いた色合いに焼き上がります。釉薬のムラも出やすくなります。

    赤土の見本
    赤土の見本

  4. 黒土に掛けた場合

    釉薬を黒土に掛けると、ほとんどの釉薬が黒っぽい色合いになります。ただし、白萩釉や月白釉の場合は青っぽい色合いになります。

    黒土の見本
    黒土の見本