置物作り講座(サンタクロースを作ろう)

 今までの置物講座で作った技法を組み合わせた方法でサンタクロースを作ります。サンタクロースも、いろいろな方法で作れますが、ここではなるべく簡単で短時間で作るということを目的としています。サンタクロースは、三角帽子と白ひげがあって赤色に塗ればそれなりにサンタに見えるので、比較的簡単に作れると思います。
 ここでも、簡単に誰でも作れるということを前提としていますので、かなりデフォルメしたサンタクロースになっていますので、ご了承ください。

1.たたら板で胴体を作り、切り取ります。
 最初は、おひな様を作った時の要領で胴体を作ります。胴体は、塊作りでもかまいませんが、土の量を節約するということでたたら作りにしました。
 まず土を葉っぱの形に伸ばして、少し変形の葉っぱの形状に切ります。形が多少違っても問題ありませんが、同じ形状のものを何個も作りたい場合や、こだわって形を作りたい場合には、型紙を作ることをお奨めします。

2.たたらを丸めて胴体を作ります。
 葉っぱの形が出来たら、この板の下の方を折り返します。この部分はなるべく小さくした方がバランスが良いです。
 次に、これを三角錐に丸めます。これがサンタの胴体の部分になります。合わせ目はそのまま服の前にしても良いですし、綺麗に消してもかまいません。重なりの部分にはドベを付けてしっかりと固定しましょう。


3.足を作ります。
 次に足を作ります。まず、ヒモ作りで足の太さの紐を作り、適当な長さに切ります。足は両足を一度に作りますので、長さは両足を足した長さになります。
 次に、ブーツの形を作り足先にくっつけます。ブーツは、足先を丸めて作ってもかまいません。どちらでも自分の作りやすい方法で作ってください。


4.足を取り付けます。
 足の形が出来たら、細い紐を作り、ブーツの上の部分になるように足に巻き付けます。
 次に足を二つに曲げて、胴体の下に取り付けます。これで胴体と足が出来上がりました。


5.頭を作ります。
 胴体が出来たので、次は頭部を作ります。最初に土を丸めて細長い水滴の形状にします。この水滴の下の部分が顔に、上の円錐の部分が三角帽子になります。この時に、大体の目になる位置を少しへこませて顔の感じをイメージすると、大体の位置が把握しやすくなります。
 水滴状の形が出来たら、細い紐を作り、帽子の下の部分に足します。これで帽子をかぶった顔になります。
 次に、帽子を適当に曲げて、帽子をかぶった感じを出します。もちろんそのまま真っ直ぐの形にしてもかまいません。ここからは、自分のオリジナルで作った方がいいと思います・・・。


6.髪を作ります。
 次に髪を作ります。紐を作って薄く伸ばし、頭の後、帽子の下の部分に巻き付けます。


7.ヒゲを作ります。
 髪が出来たらヒゲを作りましょう。ヒゲの形は太めの三日月といったところでしょうか。これも適当に形を作って顔に合わせていけば、自分の好みのヒゲの形が出来ると思います。


8.ヒゲを加工します。
 ヒゲを取り付けたら、口の部分のヒゲを指で少し上にこすり上げるように持ち上げます。これを行うことにより、口の周りのヒゲを薄くすることができ、さらに鼻の下のヒゲを作ることが出来ます。

9.眉毛、鼻を付けます。
 次に、眉毛と鼻を取り付けます。眉毛は「八」の字眉にすると優しい感じになります。
 鼻は、ここでは丸いダンゴ鼻を取り付けていますが、どんな鼻でもかまいません。ただし、あまりリアルな鼻は似合わないと思います。


10.口、ヒゲを描き入れます。
 顔のパーツは全て取り付けましたので、ここからは顔の細部の仕上げになります。
 まず、口を描きます。この口に合わせて鼻の下のヒゲを横方向に描き入れます。あごヒゲを下の方向に描き入れます。あごヒゲは少しウエーブを付けた方が自然になります。
 ここで、眉毛の線と目も忘れずに描き入れましょう。目は穴を開けても良いし、長めの目にしてもかまいません。もちろん、自分の好きなように描き入れても貼り付けてもかまいません。


11.髪の毛を描き入れます。
 取り付けた髪の毛の上の部分と帽子との隙間をならしておきます。その後、髪の毛を描き入れます。これで頭部は全て完成しました。

12.袋を作ります。
 さて、これから小物作りになります。とりあえず袋を持たせてみましょう。袋は、新聞紙を丸めた芯に土を巻き付けて作るのが簡単です。出来上がったら下の部分に穴を開けて新聞紙の燃えかすを取り出す穴を作っておきます。

13.手を作ります。
 次に、足を作ったのと同じ要領で手を作ります。手も足と同じで両手分の長さの紐を作り、後で半分に切ると楽です。
 ここで、細い紐を作り手の袖の部分に取り付けておきます。気をつける点は、足はブーツの長さがあるので少し内側に付けますが、手は袖の端に取り付けておきましょう。

14.手を胴体に取り付けます。
 手を適当な長さに切って、胴体に取り付けます。この時に袋を持たせた形に取り付けましょう。
 手を取り付けたら、手の先を取り付けます。ここでは、足を大きくしたのとおなじように手先も大きめに作ってあります。ちょっとしたピエロの感じになっています。
 この段階で、忘れずにボタンを取り付けておきましょう。ボタンは、頭部のヒゲがあるので、下の方に取り付けるようになります。

15.頭部を取り付けて完成です。
 最後に頭部を取り付けたら完成です。胴体の長さは適当に切ったり、足したりして調整します。胴体が少し短めの方がコロコロとしたサンタクロースになります。